風と雲と虹と
昭和51年にNHKで放送した大河ドラマ「風と雲と虹と」は、私が歴史小説を好きになるきっかけになった物語で、坂東と呼ばれた関東地方の武士たちが繰り広げる勢力争いを描いたもの、と理解していました。質素ながら勇壮な坂東武者の溌剌とした姿が印象的で、特に最後の、加藤剛演じる平将門が、藤原秀郷の放った矢をこめかみに受けて絶命する場面が印象的でした。
30年以上経った今、当時の映像を見たくなってTSUTAYAで探したら、ありました。DVDの巻数が多いこと、・・・全部を見るのは予算的にも厳しいな、時間もない、・・・最後の方のDVDを2枚借りて来ました。ワクワクしながらレコーダーに・・・・・・・・・ガッカリ!・・・・・・・・・画質が悪い、表現が古い、殺陣に迫力がない、・・・・・・・・・・・見てから気がつきました。思い出は心の中で味わうもの、改めて見ちゃダメなんです。勇壮な坂東武者も、民百姓の絶大な支持と喝采を浴びる英雄「将門」も、冷静沈着な藤原秀郷も、全て私が美化したイメージだったんですね。「昔のドラマを見たい」、なんて思うのは、もうやめることにしました。
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コメント
小説だといくら古い本でも気にならないのに、古い映画、ドラマだと、たとえ10年前でも妙な「違和感」を感じてしまいますね。でも慣れると結構真剣に見入ってしまいました。次は「黄金・・」を借りてみようかと思っています。
投稿: nisi | 2008年12月21日 (日) 23時44分
「黄金の日々」、良い作品でしたね。泉州堺の呂宋助左衛門の物語ですよね。きっと今見ると古さを感じると思います。
しかし、もっと古い「ローマの休日」を見ても、なぜか違和感がありません。何回見ても新鮮な思いがして、500円で買ったにしては満足度100パーセントです。
nisiさん、今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 阿羅漢 | 2008年12月23日 (火) 02時23分