CMが社会を壊す?
テレビを見ると必ず目に入る短時間物語、それはCM、それだけで番組を作れるほど多種多様ですね。しかし、昔なかったサラ金のCMには違和感があります。自動契約機のモニターに写る優しいお姉さんが親身になって返済計画の相談に乗ってくれたり、店の窓口でもしきりに「無理のない返済計画・・・」なんて言う美人かつ若い女性がいますよね。コンビニでも返済できるから手軽に返せるとか・・・。
銀行の融資を受けられないから、送りたい贅沢生活を賄う収入がないから、給料日前にコンパがあるから、10日で返せば利息がつかないから、色々な事情と理由があってサラ金に行く人のほとんどは返済に窮するのが関の山じゃないでしょうか?小学生くらいの子がこのCMを見たら、サラ金でお金を借りるのも悪くないんだな、会社に勤めてても給料で足りない贅沢をしたいときには優しくて綺麗なお姉さんが親切に貸してくれるし、返済もそんなにきつくないんだな、って思っちゃいますよ。街金やサラ金、更には闇金から金を借りていることが恥だと思う私には、流してもらいたくない有害CMにしか見えません。
今やってるCMでは、①職場の上司に見つからずに合コンに行くため、路上で傘を差して隠れるOLが出てくる某大手銀行のカードローン(実質はサラ金と思ってます)のもの、②競馬に行きたいから接待ゴルフに行かずに済ませるために、大けがした顔をケータイメールで上司に送る内容のもの、が問題です。帰宅途中や休日でも、会社に勤めていれば急な業務もある筈です。生きる情熱を仕事よりも「楽しみ」に向けている姿を全国ネットで流しているのです。夕方退社したり、土日休みなのは会社員として当たり前なのかもしれませんけど、急な業務をコソコソ隠れて免れるような人は、この不景気では会社に必要ないと思います。
それに比べて「リゲイン」のCMは立派です。「24時間闘えますか」を合言葉に、電車が止まれば自分の足で走ったり、川を泳いで渡ったり、ビルの外壁を登って会議室に直行し、時計を見ながら「間に合った!」、できっこありませんが、素晴らしいですね。どうせ作るのなら、この様なやる気あふれる前向きなストーリー展開のあるCMを制作してもらいたいものです。
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