最高レベル「フェーズ6」の価値はあるのか?
6月12日、WHO(世界保健機構)は「豚」改め「新型インフルエンザ」について警戒レベル「フェーズ6」を宣言し、世界中にインフルエンザが大流行している「パンデミック」状態であると発表しました。
日本では6月13日現在の感染者は22都道府県の592人、と発表されました。この「フェーズ」とは、「世界にパンデミックの脅威の深刻さを認識させ、より高度の事前計画活動を実施する必要について知らせるためのランク(国立感染症研究所のホームページ)」と載っていますが、よく分かりません。「フェーズ」のランクごとに、政府や自治体、企業に予め勧告された活動をすることに取り決められているそうです。除染作業や学校閉鎖、企業の操業停止なんかを言うのでしょうか?
また、よく「感染者」数を報道しますが、重要なのは現在熱を出したりして具合の悪い発症者が何名いるのか、ということの筈ですが、私はその種の数字を聞いたことがありません。592名が寝込んでいるのでしょうか?
「フェーズ6」が最高レベルだそうですが、世界の眼は北朝鮮のミサイルと核兵器開発に向いていて、インフルエンザの「フェーズ」は今イチ世間の耳目を集めていません。WHOの警戒レベルはあくまで感染レベルであり、毒性は関係ないそうです。私は、フェーズの最高レベルは映画「バイオハザード」の最後の様に「人類滅亡の危機」を指すと思っていましたが、違うのですね。街に病人が溢れている訳ではなく、政府も企業も含めた社会全体が異常事態を迎えている訳ではないので、この様な「最高レベル」は無意味と思います。WHOには、「フェーズ」のランク付けに毒性も加味するよう改めてもらいたいものです。
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