大河ドラマ「天地人」
いよいよ上杉家も、謙信の後継者が景勝に決まりましたね。番組終りのゆかりの地紹介コーナーでは、「上杉家がまとまるのは景虎の死後2年・・・」とありましたが、宿敵が武田から北条に代わり、上方では本能寺の変が近付いているのに雄藩上杉家がこの状態では、謙信も草葉の陰で泣いていることでしょう。しかし、そもそも長尾家から養子に迎えた景勝がいるのに、北条家から人質に取った若者を気に入って養子として「景虎」の名を与え、周りにこの養子を後継者と期待させた謙信がいけなかったのでしょうね。
後継人事が不安定だったり、後継ぎが暗愚だった悲劇は沢山ありました。鎌倉三代将軍しかり、最後の執権北条高時しかり、皇室の持明院統と大覚寺統の確執に端を発した南北朝動乱や、最近の政界の混乱も総理の後継者が小泉総理ほどに力がないことが原因(と私は思う)もその例に入ると考えています。そういう意味では、幕府を260年間続かせた徳川家康は、後継者暗愚問題をクリアすることに成功した訳ですから、偉大です。
この後、「天地人」では関ヶ原合戦の引き金になったり、所領を4分の1に減らされるところまでやるのでしょうね。昨年の「篤姫」も徳川幕府の崩壊がテーマでした。演じている俳優さんが素晴らしいので私は見ていますが、2年連続滅び系のテーマ、は悲しいな、というのが歴史好きな私の思いです。まっ、そんなことは気にせずに見ればそれなりに面白いドラマですが。
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