白墨から電子黒板へ
先日テレビで「電子黒板」を小中学校に配備する、と報道していました。ニュース映像を見ると、白いスクリーンにパソコンから画像を送るタイプのものと、大型液晶を使うものがありました。任天堂DSまで出現してたのには参りました。児童へのインタビューでは「黒板と違う感覚でいい!」との答えですが、果たして本当かな?大人に言わされてんじゃないの?
電子黒板の利点は、子供や教員が白墨の粉を吸い込むことがなくなること、目先が変わって良いこと、写真や色々な画像が取り込めることだと思います。
これに対して①大型と言っても今の黒板ほど大きくはないので後ろの子が見えない、②ある程度教室を暗くしないとよく見えないところ、暗い部屋では教わる方の気持ちが盛り上がらない、③教員が機械操作に没頭して授業に身が入らない、④黒板と違って故障することがある、という欠点があると思います。
結局、電子黒板を使った教育効果は、教員の資質と努力、児童生徒の集中力にかかってくることになります。特に、話が下手な先生は電子黒板なんか入れても同じです。報道で小学校の英語教師の話として、「電子黒板のパソコンが正確な発音を子供に示してくれるので助かります。」、「私は発音に自信がないので・・・」とやってました。そんな先生はまず、ご自身の英語力を上げるのが目下の急務です。私だったら、テレビカメラの前でこんなみっともないことは言いません。
「政府の補正予算によって、全国の公立小中学校に1台ずつ置かれる」そうですが、一校1台でどうするのでしょうか?一律にこの様なモノを配布しても、小中学校の児童生徒全員が恩典にあずかれる訳ではありません。そんなにお金が余っているのなら、鶴岡市七五三掛地区の地滑り対策にポンッと投資してやればいいじゃないか、と私は思います。「その件は農林水産省と国土交通省が・・・」な~んて言わずに!
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