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2009年8月9日 - 2009年8月15日

2009年8月13日 (木)

のりピーは立ち直れるのか?第2弾

 19日まで勾留中の酒井法子さんにマスコミ(主にスポーツ紙や夕刊紙)は総攻撃ですね。「不起訴(起訴猶予)は逃げ得になるからダメ!」とか、「クスリをやる連中に、尿シロ、少量所持なら起訴されない、と宣伝することになる」、その他色々な理論を並べ・・・「起訴しろよ!」との記事を載せています。19日に釈放でもしたら、「起訴派」マスコミは大騒ぎしそうです。

 では、今の状況で起訴したらどうなるのでしょうか。自宅の覚せい剤は1回の使用量の何分の1に過ぎない微量で、採取した尿からも覚せい剤が検出されていない、この事実に「毛髪から覚せい剤が検出された」と「関係者の話から、覚せい剤を打っていた、との証言を得た」という要素が加わったとしても、判決は「執行猶予」になると思います。また、ヤク中のワルたちは「ブツが少なければ」とか、「ションベンからシャブが出なければ」起訴されないことはよく知ってますから、この事件を不起訴にしても、今さらワルへの悪影響はありません。

 裁判は判例に拘束されるし、薬物事件だったら鑑定結果がモノを言うと思います。起訴しても、被告が有名人であることを利用した事件でない限り、「のりピー」だから厳罰に処する、ことはできないでしょう。起訴しても良いかも知れませんが、「執行猶予」に留まるのであれば裁判にかける意味は薄いと思います。もし、「公判で明らかにすべきだ」と言うのなら、公判前に加熱した報道は控えるべきです。

 彼女の余罪をリークして「逃げ得を許さない」と言うのであれば別ですが、「起訴しろ」「裁判にかけろ」という主張は、「販売部数拡張」と、本人の立ち直りを妨害する以外の効果はない、というのが報道を見る私の感想です。

 昭和56年に東京で発生した深川通り魔殺人事件は、覚せい剤乱用者が幼児を含む通行人4人を殺害後、2人を負傷させた上で女性を人質に立てこもった極めて凶悪な事件ですが、覚せい剤や麻薬を禁止する法の趣旨は、この種の惨事を防止することです。報道する側は、今回警察がしている捜査は、「元アイドル」を社会から抹殺するためにしているのではないことを自覚してもらいたいものです。

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2009年8月10日 (月)

立ち直ることはできるのか?

 8月2日に夫が覚せい剤所持で逮捕され、行方を絶っていた「のりピー」こと酒井法子さん、10歳になる息子を女友達に預けて潜伏後、8日になって警察へ出頭しました。出頭先は「警視庁富坂庁舎」、・・・変わったところに行きますね。

 デビュー当時から清純派として人気があって、不正や不良とは無縁の存在と信じていたファンもショックでしょうね。私はファンという程ではありませんが清潔なイメージに好感を持っていただけに、意外感があります。取調べに対して「昨年から夫の勧めで吸っていた」と話している様ですが、話すべきことは沢山ありそうです。

 報道上の現段階では、彼女は人を傷つけたり脅かしたり、要するに他人に害を及ぼした悪女ではないと思います。それなら、この機会に薬物と縁を切って人生をやり直すことは充分可能です。大切なのは、「反省しない人に改善の余地はない」ことを心から理解して、少なくとも薬物のことは入手先を含め全て話して、これまでの人生を精算することです。マスコミさんも、「覚せい剤撲滅キャンペーンにも出たくせに」とか、「裁判員裁判のイメージキャラクターをやっておきながら」なんて集中砲火を浴びせる前に、本人の立ち直りを期待する報道を心がけてもらいたいものです。

 逮捕当日は罪を認めてるのかどうか微妙な供述、今日になって「吸っていた」と認める供述、・・・まだまだ迷いが残っているのでしょうか。これまで「自宅にあった覚せい剤は1回の使用量0.03グラムよりずっと少なく、『吸い残し』と思われる」、「本人の尿からは覚せい剤が検出されなかった」と、報道されています。

 私が弁護人なら、「今回は、否認するよりも反省の態度を示した方が良い」とアドバイスするでしょう。彼女が初犯で事実がこれに尽きるのなら起訴猶予かな、と思います。

 しかし、万一余罪があったとしたら、率直に話すべきです。弁護人なら「警察が知らないことまで話す必要はない」と言うでしょうが、世間や裁判官・検察官は騙せても、自分自身を騙すことは不可能です。今後の人生で「あの時バレなかったから」という悪魔の囁きに負けて泥沼に引き込まれるよりは、多少罪が重くなってもこの機会に全て話してしまうべきです。もちろん、余罪があったら、という話です。

 これを乗り越えて「のりピー」が良き母と明るい笑顔を取り戻してテレビ映像に戻られることを期待しています。

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